香川真司、W杯ピンチ…面談の西野監督が明かす「厳しい状況」 練習姿すら見られず
サッカー日本代表の西野朗監督(63)が8日、欧州視察を終えて羽田空港に帰国。現地ではW杯メンバーの絞り込みのため、欧州のクラブに所属する11選手と直接面談を行ったが、左足首痛などを抱えて長期離脱中のMF香川真司(ドルトムント)については「厳しい状況」と険しい表情で語った。
指揮官の表情が曇った。視察前から「一番心配していた」という故障者の状況について問われた西野監督は、香川と面談した2日の状況について「トレーニングは少なくとも見られるかなと。到着するまではそのつもりでいたんですけど、でもその午前中に、MRIをもう一度撮りに行ったということを聞いて」と説明。練習姿は見られなかったという。
香川は2月10日のリーグ・ハンブルガーSV戦で左足首を故障。回復状況は思わしくなく、そこからリーグ11戦プレーなし。約2時間の面談をしたという西野監督によると「彼の(W杯に向けた)気持ち的な強さというのはものすごく感じました」と話す一方で「(気持ちと体の状態に)ギャップがあるのかなって。まあ厳しい状況というのは彼も感じていると思います。それはもう2月からプレーしていないので」と厳しい見通しを語った。