韓国は西野ジャパンどう見ている?「冷静に戦うべき」日本の1位通過に期待も

 ワールドカップ(W杯)ロシア大会が6月14日に開幕し、6大会連続出場の日本は1次リーグ初戦(同19日)でコロンビアと対戦する。日本は過去のW杯で南米勢に1分け3敗と勝ちがなく、コロンビアには前回大会で1-4と大敗した。

 今回の日本代表を隣国のライバルはどう見ているか。韓国代表として1990年W杯イタリア大会に出場し、大韓サッカー協会で技術教育室長を務める元J2大分監督の皇甫官(53)は「パスのスピードや正確さは進化しているけど、世界のレベルはもっと高くなった。特に判断スピードや突破力が高く、厳しい戦いになる」と予想する。

 南米勢に関しては「指導者のレベルが上がり、南米の国も組織的な戦いをするようになった」と分析。ただし1次リーグでドイツやメキシコ、スウェーデンという強豪国と当たる韓国と比べて「組み合わせは日本の方がよく、コンディション次第では1位通過もある」と期待する。90年W杯のスペイン戦で直接FKを決めた伝説の男は「W杯は経験値が高いチームが決勝トーナメントに残る。日本も韓国も続けて出場しているので、プライドを持ちつつ冷静に戦うべきだ」と主張した。

 日本は国内組中心に臨んだ17年12月、韓国に1-4で完敗。その韓国は3月下旬にポーランドと対戦し、FWレバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)にゴールを許すなどして2-3で敗れた。日本戦でゲームキャプテンだったFC東京のDF張賢秀(26)は「レバンドフスキは(ボールをもらう)動きだしが速く、タイミングも優れていた」と警鐘を鳴らす。

 韓国も17年6月に監督を交代。本大会2カ月前に監督を解任した日本について「自分たちは(アジア最終)予選も2試合残っていたし、十分に時間があった。日本の方が難しいと思う」と指摘した。

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