楽天がグローバル展開拡大 NBA放映権、ボールパーク化など

 楽天はJリーグの神戸とプロ野球の楽天を運営しつつ、グローバル展開も拡大している。17年10月に米プロバスケットボール(NBA)と日本国内での独占的な放映・配信などの契約(17~18年シーズンからの複数年。金額非公表)を、同9月にはNBAのウォリアーズと3年総額6千万ドル(約67億円)とされる契約を発表した。

 Jリーグでは今季から本拠地ノエビアスタジアム神戸に、天然芝と人工繊維を組み合わせ、耐久性を高めた「ハイブリッド芝」を導入。メンテナンス用の「地温コントロールシステム」など総工費は約7億8000万円。4月から10年間の管理運営事業者となり、ホーム側サポーター席の拡充などを行った。

 プロ野球では本拠地、楽天生命パークのボールパーク化を進め、左中間後方の観覧車などのほか、今月には三塁側上段の地上20メートルに「スカイブランコ」をオープンした。

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