J1柏、下平監督を解任 加藤望ヘッドコーチが昇格
J1の柏が13日、下平隆宏監督(47)を解任し、加藤望ヘッドコーチ(48)が監督に昇格すると発表した。
下平監督は前身である日立製作所時代から通じて柏でプレーし、FC東京への2年間の移籍を経て04年に柏で現役引退。守備的MFを中心にディフェンシブなポジションで活躍した。スカウト職、U-18チームのコーチ、監督を経て、16年3月からトップチームの監督に就任した。今季はリーグ戦で14試合を終えて5勝2分け7敗の11位(5月12日終了時点)と上位に浮上できず、ACLも1次リーグ(グループリーグ)で敗退した。
加藤望新監督も日立製作所時代から柏で04年までプレー。湘南で05年から08年にプレーし現役を退くと、湘南で指導者として活動し、産業能率大の監督を13年から17年まで務めた後、今季から柏のヘッドコーチに就任していた。現役時代は攻撃的なポジションを複数こなし、精度の高いキックと豊富な運動量で、得点もアシストもできる選手だった。J1通算255試合に出場し46得点を記録している。