西野監督、本田や香川は「欠かせない」 トップフォーム復活を期待
5月30日のキリンチャレンジ杯・ガーナ戦に臨むサッカー日本代表メンバー27人が18日、発表された。注目された本田圭佑(パチューカ)、香川真司(ドルトムント)、岡崎慎司(レスター)といった、近年の日本代表を牽引してきた3選手はそろって選出された。西野朗監督は都内での会見で「彼らのプレーは皆さんご存じの通り欠かせない」と必要不可欠な存在だと説明した。
3人の中では一番、選考で懸念があると考えられていたのが香川だった。2月に左足首を痛め、リーグ最終節のホッフェンハイム戦でようやく途中出場で復帰した、という状況だった。「香川についてはデリケートに考えないといけない。3カ月もトップステージでやれていないという判断で招集する。間違いなく彼の状態を期待しながらこのキャンプで確認したい」と21日からのキャンプで最終判断をするとした。
ただ、香川の実力については、「替えのきかないプレースタイルを持った選手ですから。トップフォームに戻っていることを期待するところです」と大きな期待を寄せた。
本田については、メキシコという、他の選手とは違う舞台で1年間プレーしたこと、また、代表チームでは主力としてプレーできていないことなどを考慮し「代表の中でフルでトレーニング、ゲームに対するパフォーマンスのところのチェックをしたいのもあります」と付け加えた。しかし、「本当に彼らのプレーは皆さんご存じの通り欠かせない。代表チームに。そういうパフォーマンスを維持して、さらに代表チームに貢献してほしいというところの選出です」と強調した。