イニエスタ加入でJ1神戸、悩ましい外国人枠問題… 好調5選手から一人放出へ
J1神戸は24日、都内で会見し、スペイン代表で同国1部リーグ・バルセロナを今季限りで退団するMFアンドレス・イニエスタ(34)を完全移籍で獲得したと発表した。
イニエスタの加入によって浮上するのが外国人枠の問題だ。Jリーグの外国人枠は上限5人と定められているが、神戸には現在、ポドルスキをはじめ、韓国代表GK金承奎(キム・スンギュ)、同代表MF鄭又栄(チョン・ウヨン)、ブラジル人FWレアンドロ、ウェリントン、タイ代表DFティーラトンの6人の外国籍選手が在籍する。
ティーラトンはJリーグ提携国枠のため外国籍選手に含まれないが、いずれにしても外国人枠は飽和状態。今後は期限付き移籍も含め、一人を放出することが必要となった。
ポドルスキ、金承奎、鄭又栄は不動のレギュラーで、負傷から復帰したレアンドロは16年J1得点王の実績を持つ。今季J2福岡から加入したウェリントンも直近2戦3発と好調を維持しており、難しい決断を迫られる。