西野ジャパン、ガーナ監督から慰め W杯前は「負けた方がよい場合もある」

 サッカー国際親善試合でガーナ代表に敗れ、厳しい表情の武藤(13)ら日本代表=30日夜、横浜市の日産スタジアム
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 「キリンチャレンジカップ、日本0-2ガーナ」(30日、日産スタジアム)

 サッカー日本代表に勝利したガーナのジェームス・アッピア監督が、試合後の会見で日本を気遣う発言をした。

 冒頭で「今日の試合は非常に難しい試合でした。戦術的にも厳しかったです。日本はよくボールを持ちましたし、前線でもよく動きました」と日本をたたえた一方で、「ただ、守りの方がそれに比べると弱かったかなと思います」と指摘した。

 その上で、「これからW杯というトップレベルの試合に出るチームにとって、その前の試合で勝つことが重要ではありません」と日本を気遣うような発言も飛び出した。「どちらかといいうと負けた方がよい場合もあります。ミスをこういう試合で犯しておけばW杯で同じミスをしなくてすみます。コーチもここから学ぶことができます」と前向きにとらえるべきだと会見の席を借りてアドバイスしていた。

 さらに、「日本はよいチームだと思う。フィニッシュが完璧でなかっただけだと思います」と評した。「メディアの皆さん、コーチ(監督)には寛大な気持ちでいてあげてください」と、W杯本大会前に、西野監督を温かく見守ることまで求めていた。

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