FC大阪 ジュニーニョラストマッチ飾れず…第2S黒星発進
「JFL、ヴィアティン三重2-1FC大阪」(8日、東員町スポーツ公園陸上競技場)
サッカーJFLの第2ステージが開幕し、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪(第1ステージ2位)はアウェーで、1-2でヴィアティン三重(同9位)に敗れた。
前日までの豪雨がやみ、風は強いものの晴れた中で行われた第2ステージ初戦。FC大阪にとってはJ2京都サンガへの期限付き移籍が決まったMFジュニーニョのラストマッチとなる。そのジュニーニョはスタメンで出場すると前半、エリア右側外から鋭いミドルシュートを放つ。相手GKの好セーブによって阻まれたこのシュートを皮切りに三重ゴールに攻め込みたいところだったが、なかなかパスがつながらず、逆にカウンターを受ける回数が増える。
後半に入ってもエンジンが掛からないFC大阪。13分、GK永井が蹴ったクリアボールが三重FW藤牧に当たり、こぼれ球を藤牧に詰められて先制を許してしまう。追いかけるFC大阪は19分、相手クリアボールを拾ったMF江坂がサイドに展開。ジュニーニョの速いクロスにFW四ケ浦が合わせて同点に追いつく。
逆転を狙うFC大阪は途中投入されていたFW川西がシュートを放つが、GKの好セーブで逆転弾を奪えない。すると36分、自陣ゴール前の混戦で細かくつながれ、最後は三重MF西村に追加点を決められた。この1点が重くのしかかり、同点弾が奪えずに試合終了。ジュニーニョのラストマッチを白星で飾ることができず、第2ステージは黒星発進となった。