闘莉王 レッズ時代を懐かしむ「前で違いを出せる長谷部が好きだった」
サッカー元日本代表のJ2京都DF田中マルクス闘莉王(37)が8日、フジテレビの特番「ベスト4決定!!生放送FIFAワールドカップ」に出演。かつて浦和や日本代表でチームメートとしてプレーした日本代表主将のMF長谷部誠(34)=E・フランクフルト=について「前で違いを出せる長谷部が好きだった」と現在とは異なるポジションでプレーしていた姿を懐かしんだ。
番組には事前収録で長谷部が出演。自身が選ぶロシアW杯での日本代表の名場面に、「チームがグッと固まった」と、ポーランド戦(6月28日・ボルゴグラード)後のミーティングを挙げた。
主将として16強に進んだチームをまとめた長谷部について問われた闘莉王は「浦和レッズでも、初めて(長谷部が)キャプテンになった日本代表にもいました」とチームメートとして過ごした日々を振り返る。長谷部は2010年南アフリカW杯直前に岡田武史監督に主将に指名され、以降8年にわたってW杯3大会でキャプテンマークを巻いてきた。
そして闘莉王は、長谷部のプレースタイルの変化についても言及。「前で違いを出せる選手だったんだけど。年を取っていく上で、どんどん後ろの守備的なMFになっていった。僕は前で違いを出せる長谷部が好きだった。攻撃的な長谷部が好きだった」。浦和時代の初期にトップ下などでもプレーしたかつての長谷部を知るファンがうなずける意見を口にした。