ユベントス入りのロナウド優勝宣言「CL制覇できる」
サッカーポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナウド(33)のイタリア1部ユベントス入団会見が16日、ユベントス・スタジアムで行われ、「会長にチャンピオンズリーグで優勝できる可能性がある、と言った」と優勝宣言した。17日のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトなどイタリア主要スポーツ紙が報じた。
会見に集まったのは約200人のメディアと30台のテレカメラで注目度の高さをうかがわせた。そしてロナウドのポルトガル語をイタリア語、英語、スペイン語に訳すという方法で約30分間行われた。
ロナウドは「ユーベを選んだのは、チームとしてもクラブとしても世界で最高だから。友人たちにもプレーしなければならないチームだと言われた。選択はいたって簡単だった」と移籍の理由を明かした。そして33歳という年齢については「私の同年代はカタールや中国へ行っているが、私はこんなビッグクラブに来れて幸せだ。自分ではまだ若いと思っているし、挑戦し続けたい。自分自身を信じている」とコメント。また欧州チャンピオンズリーグ制覇の期待が高まっている状況について「サポーターがトロフィーを欲しがっていて、私に要求しているのは知っている。私は(アニエリ)会長に『このクラブは優勝する可能性がある。ただチャンピオンズリーグだけでなく全てのトロフィーを獲りたい』と言った」と自信を見せた。
また最後に「メッシというライバルと対戦できないことが物足りなく思うか」という質問については「一選手としてのライバルはいない。そういう生き方は自分らしくない。皆さんが私のライバルをメッシと見なしたいことはわかっているが、私は違う。欲しいのはユーベでベストを尽くし、勝利を挙げることだけだ」と、締めくくった。