J1鳥栖が鹿島の元日本代表FW金崎を獲得 Fトーレスだけじゃない補強着々
J1鹿島が24日、FW金崎夢生(29)のJ1鳥栖への完全移籍を発表した。新天地での背番号は「44」。元日本代表選手でもあり、鳥栖にとっては元スペイン代表FWフェルナンドトーレスにとどまらない補強となった。
金崎は最前線で体を張ったプレーで起点となれることが魅力で、鹿島の攻撃の中心を担っていた。
滝川二高から大分に加入し、名古屋、ニュルンベルク(ドイツ)、ポルティモネンセ(ポルトガル)に所属。鹿島には15年にポルティモネンセからの期限付き移籍で加入した。16年1月に一度はポルティモネンセに復帰したが、同年2月に鹿島へ完全移籍した。
J1通算253試合54得点、鹿島では102試合、38得点(クラブ発表)。日本代表では11試合に出場し2得点を挙げている。今季も15試合(1273分)に出場し7得点を記録している。
移籍に際し、「アントラーズには3年半在籍し、本当に素晴らしい経験をさせていただきました。わがままを言ってチームに迷惑を掛けたこともありましたが、チームメート、スタッフ、フロント、そしてサポーターの方々と共に戦い、タイトル獲得の喜びを分かち合えたことは、自分にとって大きな財産です」と感謝した。
移籍にあたっては「新しいチャレンジに向き合いたいという気持ちがあったから」とし、「アントラーズで培った経験を生かし、新たな挑戦に臨みたいと思います」と思いをつづっている。
また、鳥栖を通じては「一日でも早くチームに順応し、勝利に貢献したいと思います。チームのために全力で戦いますので、応援のほどよろしくお願いします!」と抱負を述べた。