神戸・イニエスタが来日初先発 存在感発揮し、勝利に貢献

後半、交代をして吉田孝行監督と握手を交わすアンドレス・イニエスタ=ノエピアスタジアム神戸(撮影・持木克友)
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 「明治安田生命J1、神戸1-0柏」(28日、ノエビアスタジアム神戸)

 今夏にスペイン1部バルセロナから加入した同国代表の神戸MFアンドレス・イニエスタ(34)が初めて先発出場し、勝利に貢献した。

 前半15分、ペナルティーエリア手前で右足を振り抜いたが、グラウンダーのシュートは枠をとらえきれず、左に外れた。同22分には左サイドを抜け出すと、ドリブルで持ち上がり、並走していた中央のFW増山へパスを送るが、惜しくもタイミングが合わなかった。

 後半8分にもディフェンスラインの裏を狙った浮き球のスルーパスをDFティーラトンへ送るなど、得点にこそ絡まなかったものの、随所に質の高いプレーを見せて好機を演出するなど、存在感を発揮した。

 後半21分、左サイドのFW郷家のラストパスに合わせたFW増山が決勝ゴールを挙げた。イニエスタは後半37分に交代を告げられ、お役御免となった。

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