ピケ、新デビス杯の運営責任者に 強行スケジュールでリーガ開幕戦へ
スペイン1部リーグ、バルセロナのDFジェラール・ピケが、ビジネスマンとして世界の第一線に進出する。自身が設立、会長を務める会社がテニスのデビス杯に変わる新大会の企画・運営で国際テニス連盟(ITF)と合意に達した。17日までにマルカ紙、エル・ムンド・デポルティボ紙などが報じている。
この合意についてピケは「今日という日は歴史的な一日。このことでデビス杯の将来とあらゆるレベルでテニスが発展することを僕らは確信している」とのコメントを発表。なお同プロジェクトには、ピケの友人でバルセロナのメインスポンサーとなっている楽天の三木谷浩史氏も関わっているという。
なお同選手は同プロジェクトの承認投票を現地・オーランド(米)で見届けるために強行スケジュールを強いられる。15日にバルセロナでのプレシーズンマッチに出場した後、約1万キロを移動して米国入り。クラブに許可を得た上で16日のチーム練習は欠席しているが、とんぼ返りして17日の練習には復帰予定だ。
18日(日本時間19日早朝)のスペインリーグ開幕のアラベス戦を直前に控え、ハードスケジュールで調整を行うことになる。