森保ジャパン、ミス連発で黒星 開始3分で大会初失点
「アジア大会・サッカー男子・1次リーグD組、日本0-1ベトナム」(19日、ジャカルタ)
森保ジャパンが勝負の決勝トーナメントを前に苦杯を喫した。開始直後に痛恨の大会初失点を喫し、難敵ベトナムに敗戦。D組1位通過を逃した森保監督は「ここから先はあってはいけないこと」と課題を直視した。
ミスが連鎖した。相手が激しくプレスをかけにきたにもかかわらず、GKオビが近い位置にパスを出す判断ミス。これを受けたMF神谷のトラップが乱れ、あっという間にネットを揺らされた。冷静さを失った場面に、神谷は「僕の責任。試合は続くので、どれだけ挽回できるかだ」と声を絞り出した。
ベトナムは1月のU-23アジア選手権で準優勝し、今大会もオーバーエージ枠をフル活用。U-21で臨む日本は寄せの速さで見劣りし、4-4-2に布陣変更した後半も相手を崩し切る迫力はなかった。主将のMF三好は「力不足を感じた。この悔しさを晴らせるようにしたい」と危機感をにじませた。