久保建英が移籍初アシストも…横浜デビュー戦飾れず「切り替えてマリノスのために」
「天皇杯・4回戦、横浜M2-3仙台」(22日、ニッパツ三ツ沢球技場)
天皇杯4回戦6試合と3回戦の残り1試合が行われ、仙台は横浜Mに3-2で勝って準々決勝へ進出した。
新天地デビューを、勝利で飾れなかった。横浜M移籍2試合目を迎えたFW久保建英は先発で初出場。同点アシストも記録したが、結果は敗退。「最初の(出場の)チャンスに勝ちに貢献できなかったことが悔しい」と表情は厳しかった。
3-4-2-1の左シャドーでフル出場した。見せ場は前半40分。右CKを蹴った久保が再度パスを受けて、前線へふわりと浮かしたボールを送る。これを同じく新加入のDF畠中が右ボレーでゴールに突き刺した。
移籍初アシスト。「前の方に2人フリーの選手が見えた。合えばと思って」と決定的な仕事を振り返る。後半14分には、得点にはならなかったがペナルティーエリア手前からのFKを任された。14本のCKも全て蹴った。
ポステコグルー監督も「サッカー選手に必要なスキルを持っている。出場することで成長を早める」と太鼓判。期待の“和製メッシ”は「切り替えてマリノスのために頑張りたい」と前を向いた。