鹿島、悔しいドロー 勝利目前でPK献上 ACL8強考慮し先発5人入れ替え

 「明治安田生命J1、鹿島1-1磐田」(24日、カシマサッカースタジアム)

 鹿島が勝利目前で勝ち点2を落とした。DF犬飼のJ1初ゴールで1-0として、勝利目前で迎えた後半ロスタイム。ペナルティーエリア内で、DF安西が痛恨のハンド。磐田FW大久保にPKを決められて、引き分けとなった。

 大岩剛監督は「悔しいですね」と勝ちきれなかった1戦に厳しい表情。28日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦の天津権健戦(カシマ)を控える過密日程を考慮。この日はプロ初先発のFW田中、今季初先発のDF三竿雄らを抜てきするなど、前節19日の横浜M戦(カシマ)から5人の先発メンバーを入れ替えて臨んだ。

 大岩監督は「新しいメンバーが入った中で90分やってくれたけど勝ちきれなかった。これが90分のゲームだと思う。田中はデビュー戦だったがよくやってくれたと思います」と選手を評価。今後に向けて「総力戦でサポーターのみなさんと戦っていきたいと思います」と話した。

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