鹿島、がっくりドローで3連勝ならず 犬飼J初ゴールも…後半ロスタイムに失点

 「明治安田生命J1、鹿島1-1磐田」(24日、カシマサッカースタジアム)

 鹿島が磐田と1-1で引き分けた。連勝が2で止まり、勝ち点は36。磐田は同32。後半、鹿島がCKから均衡を破ったが、磐田はロスタイムにFW大久保嘉人(36)のPKで追い付いた。

 先制点は後半26分に生まれた。MF永木の蹴った右CKはゴール前の密集に向かう。DF西ら複数の選手に触れながら、最後はDF犬飼の胸に当たってゴールに転がった。会場は大喜びした西のゴールと発表。後半途中、犬飼のJ1初ゴールに訂正された。

 28日にアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦の天津権健戦を控える。過密日程を考慮して、この日は前節19日の横浜M戦(カシマ)から5人の先発メンバーを入れ替えて臨んだ。

 大岩監督はプロ初先発のFW田中、今季初先発のDF三竿雄らを抜てき。「総力戦で戦うと言ってきた」と話していた。今季初の3連勝を目前としながら、後半ロスタイムにDF安西がペナルティーエリア内で痛恨のハンド。FW大久保に決められて、勝ち星を落とした。

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