鹿島、ACL初の4強へホームで先勝!狙い通りの完封で王手 DF内田は復調手応え
「ACL・準々決勝、鹿島2-0天津権健」(28日、カシマスタジアム)
ホームアンドアウェー方式の第1戦が行われ、日本勢で唯一、勝ち残っている鹿島が天津権健(中国)を2-0で下し、ホームで先勝した。クラブ初の4強進出、前回覇者の浦和に続く日本勢2連覇を狙う。第2戦は9月18日に天津で行われる。
理想的な形で初の4強進出に王手だ。完封して手にした勝利。フル出場したDF内田は「ホーム&アウェーの戦いでは、絶対にホームで失点してはいけない。それができた」と話した。
前半34分にはMFセルジーニョが、後半12分にはMF遠藤が絶好機にシュートミスしていた。内田が「点が取れそうで取れないゲーム。本来は負け試合」と言うもどかしい展開。だが後半15分にMFレオシルバが先制。さらに同27分、セルジーニョが汚名返上の25メートルミドル弾で続いた。
内田自身は7月28日のJ1G大阪戦以来の先発。90分フル出場して好機を演出。「手応えがあった」と復調へ納得の表情を見せる。19冠のクラブが手にしていない悲願のタイトル。MF三竿健は「優勝すること以外、考えていない」ときっぱり。初制覇へ突き進む。