なでしこジャパン2大会ぶり2回目金メダル途中出場の菅澤がVヘッド「最高でした」
「アジア大会・サッカー女子・決勝、日本1-0中国」(31日、パレンバン)
女子日本代表「なでしこジャパン」が、2大会ぶり2度目の金メダルを獲得した。
スコアレスのまま終盤まですすんだ一戦は後半45分、右サイドからMF中島依美(INAC神戸)のクロスに途中出場のFW菅澤優衣香(浦和)が頭で合わせてゴールをこじあけた。日本の放ったシュートは4本で少ないチャンスを生かし、アジアの頂点に立った。
中国に攻め込まれる場面があり苦しい戦いを耐え最後に勝った。高倉監督は「苦しい時間帯が多かったんですけど、選手が耐えてくれた。勝ってほっとしてますけど、課題が多いなと思った。なでしこの選手たちは最後まであきらめず戦うというのを受け継いでいる。世界一を取るというのは課題が多いが、勝って終われたことは素直に喜びたい」と話した。
決勝ゴールを決めた菅澤は「あそこしかなかったので、ニアに飛び込みました。最高でした。ワンチャンスが絶対くると思っていたのでそれができてよかったです」と喜んだ。