日本は銀 主将・三好「僕たちしかこの悔しさは晴らせない」

 「アジア大会・サッカー男子・決勝、日本1-2韓国」(1日、ボゴール)

 男子決勝が行われ、U-21で臨んだ日本は韓国に延長の末、1-2で敗れた。

 90分をスコアレスでしのいだ日本だったが、延長前半に2失点。延長後半に1点を返す粘りを見せたが、力負けだった。

 韓国は今大会にU-23で臨んでおり、英・トットナムでプレーする孫興民らロシアW杯メンバーに加え、今大会9得点の黄義助(G大阪)ら実力者がそろう。さらに勝利すれば兵役免除とモチベーションも高かった。

 試合後、森保一監督(50)は「選手たちが韓国の強力な攻撃陣に対し、タフに粘り強く戦い抜き、しのいでくれた。そこからチャンスを見いだす展開を辛抱強く、我慢強く、よく集中力を切らさず続けてくれた」と90分間の粘り強い戦いぶりを評価。「延長で2点を奪われてしまい、さらに難しい展開になったが、0-2のまま終わるのではなく、最後1点取り返す、諦めることなく戦う姿勢を見せてくれたのは今後につながる」と振り返った。

 主将のMF三好康児(札幌)は「韓国は金メダルが欲しいという気持ちをぶつけてきていたけど、僕たちも金メダルを欲していた。この悔しさは僕たちしか晴らせない」と今後の雪辱を誓った。

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