FC大阪、第2ステージ初勝利 ようやくトンネル抜け出した
「JFL、FC大阪3-2MIOびわこ滋賀」(2日、キンチョウスタジアム)
サッカーJFL第2ステージ第6節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪はホームで、3-2でMIOびわこ滋賀に勝利。6月23日の第1ステージ第14節・コバルトーレ女川戦(ヤンマーF)以来、リーグ戦7試合ぶりとなる勝利を飾った。
秋が近づいてきたように感じ取れるようになってきたこの日のキンチョウスタジアム。第2ステージに入り、いまだ勝利を挙げていないFC大阪だが、MIOびわこ滋賀との対戦成績は過去7戦6勝1分けと、これまで負けたことがない。相性の良い相手から勝利を挙げ、第2S初勝利を目指した。
FC大阪は試合開始直後から滋賀ゴールに攻め込む。20分、CKでDF舘野が蹴ったボールを、DF岩本がヘディングでつなぎ、最後はMF川西がダイレクトで蹴り込んで先制点を挙げる。このまま大量得点といきたいFC大阪だったが、42分に滋賀FW久保にヘディングシュートを決められ、1-1で試合を折り返す。
後半早々の6分、FC大阪はMF南部のクロスを再び川西がゴールに流し込み勝ち越しに成功するが、13分に滋賀MF嘉茂に決められて再び同点とされてしまう。
また勝利をつかめないのかと思われ始めた42分、DF田渕のクロスに途中出場のFW塚田が決勝のヘディングシュート。三度勝ち越すと、残り時間をFC大阪はしっかりと守りきりタイムアップ。
6月23日以来の勝利を飾り、第2S初勝利。FC大阪はようやく長いトンネルを抜け出した。