MF南野 2年10カ月ぶり代表選出「結果残す」 合宿合流で猛アピール

 「キリンチャレンジカップ、日本-チリ」(7日、札幌ドーム)

 サッカーW杯ロシア大会後の初戦で、森保一監督(50)の初陣となる国際親善試合のチリ戦に臨む日本代表は4日、札幌市内で合宿2日目の練習を行った。MF南野拓実(23)=ザルツブルク、堂安律(20)=フローニンゲン=らが合流し、23人全員がそろった。約3年ぶりの代表選出となった南野は「モチベーションは高い。自分のプレーをしてアピールできれば」と意気込んだ。

 久々の代表選出に燃えない理由はない。この日、MF中島、DF植田らリオデジャネイロ五輪世代とともに帰国した南野は「モチベーションは高いし、しっかり自分のプレーをしてアピールできれば」と意気込んだ。

 ハリルホジッチ監督時代、20歳だった15年11月のW杯予選以来約2年10カ月ぶりの代表となった。「攻撃の選手なので、ゴールかアシストという結果を残せるようにやっていければ」と、国際Aマッチ初得点で代表定着をアピールしたい。

 オーストリア1部・ザルツブルクで5季目を迎えた。直近では4試合連続フル出場で、代表合流直前のアドミラ戦(2日)では華麗なターンから今季初ゴールを挙げ、チームの開幕6連勝に貢献。好調のまま合流を果たした。

 今回の代表には幼なじみのDF室屋(FC東京)も名を連ねた。実家も近所で幼稚園から一緒にボールを追い、小学時代のゼッセル熊取では2人で得点を量産した。

 ロシアW杯のピッチに立つことはできなかった。4年後のカタールW杯に向けて新たなスタートとなる。「その気持ちはありますし、ここでしっかり結果を残せるようにやっていきたい」と、“結果”という言葉を繰り返した。必ずカタールのピッチへ「そう言えるように頑張ります」と、端正な顔を引き締めた。

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