森保ジャパン10番は中島! A代表では初!香川不在で重責自覚「理解しないと」

 「キリンチャレンジカップ、日本-チリ」(7日、札幌ドーム)

 サッカーW杯ロシア大会後の初戦で、森保一監督(50)の初陣となる国際親善試合チリ戦(7日、札幌ド)に臨む日本代表は5日、札幌市内で冒頭15分間を除く非公開練習で調整した。試合に向けて発表された背番号で、MF中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=は10番が決定。16年リオデジャネイロ五輪でも10番だったアタッカーが、新生ジャパンのエースナンバーをつける。

 静かに、だが確実に気持ちが高ぶる。新生日本の「10」を背負うことになった中島は「全然聞いていなかった」と自然体ながら「個人的には10番と23番の2つがすごく好きな番号。良かったです」と笑顔を見せた。

 公式大会ではなく、これまで10番をつけてきたMF香川(ドルトムント)が不在。だが、名手が背負ってきたという事実は変わらない。「本当にいい選手がつけていた番号だと思うので、そこはしっかりと理解しないといけない。試合に出ていいプレーを出せたらいいし、日本の勝利に貢献したい」と語る。

 リオ五輪を目指した世代別代表では慣れ親しんだ番号だが、A代表では初。「何も変わらないということはないと思う。つけさせてもらい、すごくうれしく思いますし、その期待に応えられるようにしたい」と責任感をにじませる。

 この日から全体練習に合流しただけに、チリ戦での起用法は不透明だが「全力で試合をしたい」。森保ジャパンのアイコンとなる。

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