スペイン協会が同国リーグの米国開催に「待った」

 スペインリーグの米国での試合開催が一転して暗礁になったことが8日、分かった。スペインサッカー協会のルイス・ルビアレス会長(41)がスペインプロサッカー機構(LFP)の計画について「結ばれた契約にはなんの意味もない」と受け入れられないとの考えを示した。

 英紙ザ・ガーディアンとのインタビューで話した。ルビアレス会長はLFPのハビエル・テバス会長について「彼は話さなければならない人間以外の全ての人物と話をしている。他人への敬意が全くない。選手はもちろんクラブさえも無視している」とその運営手法を問題視。スペインリーグの米国興行について電話連絡もなければ、米国企業と結んだ契約についても詳細を把握していないと言い「彼がサインした契約は彼がすべきものではなく、我々の許可がなければ何の意味も持たない。FIFAは国内リーグを保護しており、別の場所に大会を移すというのはその国への侵害になる」との見解を示した。

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