堂安律「帰ってきた」古巣G大阪の本拠地で代表デビューへ 主力組の右MFでプレー

 コスタリカ戦に向けて調整する堂安。左はGK東口
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 「キリンチャレンジカップ、日本-コスタリカ」(11日、パナソニックスタジアム吹田)

 サッカーW杯ロシア大会後の初戦で、森保一監督(50)の初陣ともなる国際親善試合コスタリカ戦(11日、パナソニックスタジアム吹田)に臨む日本代表は9日、大阪市内で冒頭15分間を除く非公開で練習を行った。戦術練習では代表初選出のMF堂安律(20)=フローニンゲン=が主力組に入ったとみられ、17年夏まで所属したG大阪の本拠地での代表デビューを待ちわびた。

 雨にぬれた芝生を踏みしめると、自然と胸が高鳴った。「芝生の感じとか匂いもそうだけど、帰ってきたという感じがする」。堂安の口元から自然と笑みがこぼれた。

 コスタリカ戦の舞台は古巣G大阪の本拠地。17年4月の大宮戦ではJ1初ゴールも決めている。「まさかですし、運命と言っていいか分からないが、このスタジアムで育ててもらい思い出も残っている。サポーターに成長したプレーを見せられたら」と意気込んだ。

 非公開練習では主力組の右MFに入ったとみられ、コスタリカ戦での代表デビューが現実味を帯びてきた。国際Aマッチ初出場初得点なら史上31人目。20歳87日でのゴールはFW原博実を超え、歴代8位の年少記録となる。

 8日に大阪入り。移動のバスでは窓際に座り車窓からの景色を懐かしんだ。「大阪に来て気分が晴れたのか、コンディションも上がってきた」と高ぶるばかり。東京五輪世代の俊英が大阪凱旋を果たす。

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