中島翔哉、リオ世代が連動した得点に笑顔「自然といいプレーができた」
「キリンチャレンジカップ、日本3-0コスタリカ」(11日、パナソニックスタジアム吹田)
MF中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=が2得点に絡む活躍を見せた。「試合はすごく楽しかったですし、チームメートも助けてくれて、本当に楽しんだ試合でした」と話した。
前半16分、右CKがDF佐々木のヘディングを経由して相手のオウンゴールを誘発。そして圧巻は後半21分。敵陣中央左よりでボールを受けると、左から駆け上がったMF遠藤に絶妙なスルーパス。遠藤からMF南野に渡って2点目が生まれた。
「シュートも打てたし、クロスもいけましたけど、(遠藤が)いい動きをしてくれたのでそこを使いました」とそのシーンを振り返る。そして「(リオ)オリンピックでずっとやっていた選手が絡んだゴール。お互いどういうプレーをするか分かっているし、自然といいプレーができた」と笑顔を見せた。
3月に日本代表に初招集され、ゴールも決めたが、ロシア大会代表から外れた。思うところを聞かれて「それは全然ないです。このチームはまた別のチームなので」と前を向く。
新生森保ジャパンで与えられた背番号は「10」。「10番というのはサッカーでは特別な番号だと思いますし、それも含めてすごく楽しかったです」。左サイドからドリブルで仕掛け、ラストパスを配給。シュートも3本放った。「サッカーはゴールを目指すスポーツなので、それは積極的に狙っていって。それを求められて試合に出ていると思うので」。攻撃面に彩りをつけた背番号「10」。167センチが大きな存在感を見せた。