イニエスタ 強行出場で先制アシストも…本調子ほど遠くスプリント0回
「明治安田生命J1、神戸1-2G大阪」(15日、ノエビアスタジアム神戸)
神戸が逆転負けを喫し、今季初のリーグ戦3連敗となった。
来日初となる主将として先発出場した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)は前半35分にFW古橋亨梧(23)の先制ゴールをアシストしたが、後半26分に途中交代でピッチを退き「チームとして悔しい試合だった」と肩を落とした。
強行出場だった。右脚付け根付近を痛め、別メニュー調整が続いていた。全体練習に合流したのは試合前々日の13日。コンディションは当然ながら「100%の状態ではなかった」という。後半26分には自ら交代を申し出た。71分間の出場でスプリント0回という数字が、本調子からほど遠い状態を物語っていた。
「チームのダイナミズムが良くない。そういった流れを止めないといけない」と敗戦を振り返った。8試合を残して3位のFC東京とは勝ち点6差。目標に掲げるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場が遠のいたが「最後まで戦い続ける義務がある」と語った。