浦和4発で8位浮上!イニエスタを欠く神戸粉砕
「明治安田生命J1、浦和4-0神戸」(23日、埼玉スタジアム)
浦和が神戸に4-0で完勝した。勝ち点38とし、神戸と入れ替わって8位に上がった。吉田監督が退任し、林監督が暫定的に指揮を執る神戸はMFアンドレス・イニエスタ(34)の欠場が響き、4連敗。鹿島が遠藤のゴールなどで札幌に2-0で快勝し、勝ち点42で4位に浮上した。
スタジアムを埋めた5万5689人を、不在だったスペインの至宝に代わり、4発大勝劇で沸かせた。ハイライトは1-0で迎えた前半42分。右内転筋痛から復帰したMF柏木が、FW興梠へピンポイントのスルーパス。高い技術の連係から追加点が生まれた。
神戸の元スペイン代表MFイニエスタが欠場。駆けつけたファンには気の毒だったが、柏木が「写真を撮ってインスタを更新したかった。世界で唯一ユニホーム交換したい選手」と語るように、浦和イレブンも対戦を心待ちにしていた。それだけに「4点入って少しでも良い思い出になれば」と興梠は語る。
これでACL圏内となる3位までの勝ち点差は5。満員のスタジアムで勝利の凱歌(がいか)を挙げた浦和がラストスパートをかける。