INAC神戸 新社長に元J1神戸常務の安本卓史氏
女子サッカーなでしこリーグのINAC神戸は1日、安本卓史氏(45)が執行役員社長に就任したと発表した。
安本氏は13年1月に楽天からJ1神戸に出向。13年3月に取締役、14年3月から17年9月まで神戸で常務取締役事業本部長を務め、在任期間中は精力的な営業活動でスポンサー数を約160社まで伸ばした。阪神・淡路大震災から丸20年の15年1月17日には神戸でのチャリティーマッチ開催に、当時神戸のアンバサダーを務めていた吉田孝行前監督とともに尽力した。18年9月に楽天を退社した。
安本氏は「このたび、株式会社アイナックコーポレーションの社長に就任することになりました。数々のタイトルを獲得し、日本女子サッカー界を牽引するべく多くの日本代表選手を輩出してきたINAC神戸レオネッサで大役を努めさせていただくことを心から光栄に感じております。サポーター・スポンサーの方々はもちろんのこと、神戸市民そして兵庫県民の皆様に愛されるクラブをめざして選手、チームスタッフ、フロントが一丸となって前進していくための環境づくりに尽力したいと考えております。今シーズンも残り5節となりましたが、リーグ制覇をめざします。また、元旦に決勝戦となる今年の皇后杯では優勝カップを神戸に持ち帰れるようチームと共に戦いたいと思います。ご声援のほど、よろしくお願いします」とクラブを通じてコメントした。