ザルツブルク南野が逆足でV弾!セルティックに逆転勝利 代表合流に弾み
「欧州リーグ・1次リーグB組、ザルツブルク3-1セルティック」(5日、ザルツブルク)
B組でザルツブルク(オーストリア)のMF南野拓実(23)がセルティック(スコットランド)戦の後半16分に勝ち越しゴールを決めた。チームは3-1で2連勝し、勝ち点6とした。
南野がホームで輝きを放った。0-1の後半10分、右からのクロスを頭で味方に流し同点ゴールを演出。さらに16分、左クロスに走り込み、足元に入ったボールを泥くさく左足で決めて勝ち越し。2トップの一角としてFWの役割をきっちり果たし、チームを1次リーグ2連勝に導いた。
昨季もレアル・ソシエダード(スペイン)とラツィオ(イタリア)という難敵からゴールを決め、ベスト4進出に貢献した。その経験を糧に「目の前の相手に全力でぶつかれば、昨季みたいにいい結果が得られる」と自信を深め、今度はスコットランドの古豪を相手に得点力を証明した。
9月に日本代表で初ゴールを決め、10月の2試合にも招集された。「僕は代表でまだ何も残していない。目の前のことに集中したい」と話す23歳のアタッカーに、ブレークの予感が漂う。