神戸イニエスタ リージョ新監督を信頼「必要なものをもたらしてくれる人」
「明治安田生命J1、神戸1-1長崎」(6日、ノエビアスタジアム神戸)
神戸はリーグ戦の連敗こそ5で止まったが、最下位の長崎を相手に勝利は奪えなかった。右脚付け根付近を痛めていたMFアンドレス・イニエスタは、3試合ぶりに出場。得点には絡めなかった。
1-1で迎えた後半14分、ひときわ大きな歓声を受けて、MF郷家に変わって背番号8がピッチに登場。虚を突くサイドチェンジや、狙い澄ましたスルーパス、巧みなヒールパスなど好機を演出したが、得点にはつながらなかった。
イニエスタは「チームとして負けが続いた悪い流れだった。勝ち点1だけど、悪い流れを切れたことはよかった。チームとしていいプレーはできていた」と試合を解説。さらに「個人的にまだ100%じゃない。次に向けて準備してベストコンディションで臨みたい」と分析した。
この日はリージョ監督の初采配。「素晴らしい監督。必要なものをもたらしてくれる人。変化には時間がかかるものだし、今はいい状態で練習はできている。あとは時間とともに結果はついてくる」と信頼と期待を口にした。