首位川崎、暑さに屈せず勝ち点1 鹿島とスコアレスドローも…MF中村「悪くない」
「明治安田生命J1、鹿島0-0川崎」(7日、カシマサッカースタジアム)
首位の川崎は鹿島と0-0で引き分け、2位広島と並んでいた勝ち点を57とした。3位の鹿島は同46。浦和は仙台と1-1で引き分けた。ともに勝ち点42で、得失点差により浦和が6位、仙台が7位。清水は5-1で磐田に大勝した。
タフな環境に屈することなく、貴重な勝ち点をもぎ取った。気温29・1度、湿度60%。試合中には熱中症予防のためのクーリングブレークが設けられた季節外れの暑さ、そして長く乾いた芝に苦しめられた90分間。「勝ち点3が理想だけど、やるべきことをやっての勝ち点1。だから悪くない」。MF中村の言葉に、アウェーで引き分けた重みが表れる。
前日に広島が敗れたことで、勝ち点1差をつけた。残り5試合を勝てば、文句なしの連覇が決まる状況となったが、次節の神戸戦はMF守田、MF阿部の2人が出場停止。「チーム力が問われるが、強いチームはそこで勝つもの」とDF谷口。総力をつぎ込んで終盤戦を駆け抜け、連覇へとつなげる。