背番号「10」中島翔哉 重圧よりも「楽しんで勝利できれば」
「キリンチャレンジカップ、日本-パナマ」(12日、デンカビッグスワンスタジアム)
サッカー日本代表は11日、雨の降る新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで公式練習を行った。9月のコスタリカ戦に続いて背番号「10」をつけるMF中島翔哉(24)=ポルティモネンセ=は「楽しんで勝利できればいいかなと思います」。重圧より、強調したのは常に口にする「楽しむ」だった。
W杯ロシア大会主力組が合流しても背番号は「10」のままだった。それでも「背番号でサッカーをやるわけじゃないですけど、今まで10番を背負ってきた選手は本当にいい選手ばかり。しっかりとそういう責任は理解しているつもりですけど、楽しくプレーしたいです」と自然体で臨む思いだ。
コスタリカ戦では、縦横無尽に仕掛けたドリブルなど、独創的な“楽しい”プレーが、見る者を楽しませた。「楽しんでプレーすることによって、いいプレーになることが自分の場合は多くて。それがチームの勝利につながるので、自分にとっては大事なことだと思います」。日本の背番号10は自らも楽しんで、ファンも楽しませる。