森保J焼き肉店で決起集会 主力組と若手が白熱サッカー談議

 「キリンチャレンジカップ、日本-ウルグアイ」(16日、埼玉スタジアム)

 国際親善試合・ウルグアイ戦に臨むサッカー日本代表は14日、さいたま市内で冒頭15分間をのぞく非公開練習で戦術の確認を行った。前日に新潟での合宿を打ち上げて埼玉に移動。前夜はDF槙野智章(31)=浦和、FW大迫勇也(28)=ブレーメン=らが発起人となり宿舎近くの焼き肉店で“決起集会”を敢行。ピッチ外での積極的なコミュニケーションをとって、チームの結束を高めた。

 立ちこめる煙、したたる肉汁も時に目に入らないほどサッカー談議は白熱したという。ロシアW杯の主力組と若手の「融合」をテーマに据える今遠征で、森保ジャパンの選手たちは結束を高めた。

 発起人である槙野らが森保監督に許可を取り、さいたま市内の街へ。「海外組と若い選手が初めてだったので。監督は行ってこいと。(監督が)『僕が払う』と言ってくれたが、そこら辺は丁重にお断りしました」。代金は年上の選手たちを中心に払ったという。

 各世代が交わる各テーブルでは活発な議論が行われたもよう。MF原口が「トレーニングの話とか、空いている時間の使い方がテーマ」と話せば、GK東口も「すごい充実した面白い会になりました」。特に海外組にとっては貴重な機会で、MF中島は「食べ過ぎないように注意した。最近、胃もたれするんで」と苦笑いした。

 目指すべき世代別融合に向け、パナマ戦前日には「ピッチ外でもコミュニケーションを取ってくれている」と森保監督が話していた通り、決起集会でチームはさらに一丸となった様子だった。

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