吉田麻也 新主将が試合後に語った手応えと覚悟
サッカー日本代表の主将を務めたDF吉田麻也(30)=サウサンプトン=がウルグアイ戦の激闘から一夜明けた17日、羽田空港発の航空機で渡欧した。
新主将として初の代表戦を終えた。この日空港では多くを語らなかったが、就任初戦を終えた前夜は主将としての思いと4年後に向けての覚悟を口にしていた。
「練習は楽しく、考えながら、厳しいトレーニングができたし、うまくなれるんじゃないかという期待感はもった。若い選手は向上心があるし、僕もいろんなアドバイスをもらえたらと思ったけど、凝り固まり始めた自分のサッカー観も彼らの刺激を受けて柔軟にできればと思う。あとは苦しくなった時に、チームを引っ張っていける選手になりたい」
主将として迎える4年後のW杯を「出られるなら、次が最後になる」と集大成とする思い。若手世代との融合を経てさらに成長する可能性を感じ、その上で仲間をけん引する覚悟。
「(ウルグアイに)勝ちきったというのは大きい。これを4年続けていってその先にW杯がある。この合宿を経て、ポジティブなマインドになってる」。十分な手応えをもって、新主将は機上の人となった。