浦和が3位・鹿島撃破でACL争い激化 武藤殊勲の2発「全部勝てるように」
「明治安田生命J1、浦和3-1鹿島」(20日、埼玉スタジアム)
浦和が逆転で難敵・鹿島を下した。公式戦での鹿島戦の連敗を6で止め、アジア・チャンピオンズリーグ出場権獲得へ、1歩前進した。
前半38分に鹿島DF西のゴールで先制を許し、試合を折り返した。だが、後半10分、MF柏木の右CKからDF岩波が頭で決めて同点。同15分にはMF青木のパスを敵陣中央で受けた武藤が反転しながらMF小笠原をかわし勝ち越しのミドルシュートを決めた。
さらに後半ロスタイムには自陣からのカウンターから武藤がハーフウェイライン右でボールを受けてドリブルで突進。DF昌子ら3人をかわしてダメ押し弾を決めた。
殊勲の武藤はヒーローインタビューで次のように話した。
「サポーターのみなさんが試合前からいい雰囲気を作ってくれた。それに、乗っかることができました」
「(同点ゴールは)思い切り振り抜けたのがよかった。そこまでつないでくれた仲間に感謝したい。最後の1点はカウンターでとれたらいいなと思っていたので、仲間が守ってくれた中でとれてよかった」
「サポーターのみなさんには、悔しい思いさせていたので、これから全部勝てるようにしたいです。天皇杯も狙っているのでみんなで一緒に戦いましょう」。