FC大阪、苦手のアウェーで連勝 年間順位3位に再浮上
「JFL、コバルトーレ女川0-2FC大阪」(21日、石巻フットボール場)
サッカーJFL第2ステージ第11節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪はアウェーで、2-0でコバルトーレ女川に勝利。年間通算順位で3位に再浮上した。
リーグ戦も残り5節。FC大阪はアウェーで残留争い真っただ中の女川と戦う。前半試合開始から攻めるFC大阪、守る女川の構図で試合は進む。FC大阪は再三に渡ってゴール前までボールを運ぶものの、女川の体を張った守備からシュートを放つことができない。また相手ゴールキーパーのファインセーブも重なり、前半は0-0で折り返した。
後半もFC大阪は相手サイドに攻め込むが、やはりシュートを打ち切ることができない。27分にはDF舘野がミドルシュートを放ったが、これも相手GKがギリギリのところではじいた。
このまま試合終了かと思われた後半43分、FC大阪はCKのチャンスを得ると、MF水野が蹴ったボールはDF岩本の頭にドンピシャリ。ようやく均衡を破ると、その1分後、FW川西のクロスを途中投入のFW塚田が今季4得点目となるゴールを決めて試合終了。
第2ステージに入り、調子を落としていたFC大阪は、9月24日のソニー仙台戦に続き、苦手のアウェーで連勝を飾った。年間順位も2位八戸に勝ち点差1に迫る3位に再浮上。次節の阪奈ダービー(27日・奈良県立橿原公苑陸上競技場)に勢いをつけた。