鹿島・昌子「必ず勝てる」アジア制覇へ…決勝第1戦は無失点勝利だ
「ACL・決勝第1戦、鹿島-ペルセポリス」(3日、カシマサッカースタジアム)
サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で初優勝を狙うJ1鹿島は、3日にペルセポリス(イラン)とホームアンドアウェー方式の決勝第1戦(カシマ)に臨む。2日は鹿嶋市内で調整し、記者会見した大岩剛監督は「まずホームでやれる利点を生かし、無失点での勝利を目指す」と意気込んだ。決勝第2戦は10日にテヘランで行われる。
練習ではDF昌子源やMF三竿健斗らがパス回しで体を温め、以降を非公開として戦術を確認。悲願のアジア王者が懸かる決戦を前に、充実感あふれる様子で最終調整を済ませた。守備の要の昌子は「大事な20冠目を懸けてACLを戦えるのは運命。自分たちのサッカーができれば必ず勝てると信じている」と力強く抱負を語った。
昨季はJ1制覇を目前にしながら、最終節で川崎に逆転された。三竿健は「あの悔しさは一生忘れない。同じ過ちを繰り返さないようにしたい」と気を引き締める。今季最多となる3万5千人超の入場者が見込まれる大観衆にも力を借り、何としても先勝したい。