神戸黄金コンビ弾!ポドルスキ「触るだけ」、イニエスタ「いいタイミングで走り出し」

名古屋-神戸 前半、先制ゴールを決め、イニエスタと抱き合う神戸・ポドルスキ㊧ ※※ =豊田スタジアム
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 「明治安田生命J1、名古屋1-2神戸」(3日、豊田スタジアム)

 神戸が8試合ぶりの勝利を飾り、勝ち点40でJ1残留に大きく前進した。“黄金コンビ”から先制点が生まれた。前半10分、ゴール前でMFアンドレス・イニエスタ(34)のループパスを裏に抜け出したMFルーカス・ポドルスキ(33)が飛び上がりながら左足を合わせた。

 ポドルスキにとっては2得点を挙げた4月21日の名古屋戦以来196日ぶりとなるゴール。「アンドレスからのいいパスで触るだけだった」と振り返った。1-1の後半40分には強烈な左足で決勝点を突き刺した。今季5得点中4得点が名古屋相手とキラーぶりを発揮したが、「相性は考えたことない。たまたま名古屋だっただけ」と意に介さなかった。

 アシストのイニエスタは「とても速いプレーで、正確なタイミングで出さないとオフサイドになってしまう。ルーカスがいいタイミングで走り出してくれた。名古屋がDFラインを高く保っていたので、うまく裏を通せた」とうなずいた。その1分前にも同じような浮き球で好機を演出しており、「中央に選手が集まっている状況では唯一のパスコースは上しかない。常に置かれた状況でベストの選択をしている」と説明。世界を制した2人の卓越した技術が、神戸に貴重な勝ち点3をもたらした。

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