Ｊ２の第４０節が４日、各地で上位クラブ同士の顔合わせで行われた。首位の大分は敵地で４位の横浜ＦＣと対戦し１－３で敗れた。横浜ＦＣにとっては非常に大きい勝ち星で勝ち点を７０に乗せた。

　横浜ＦＣは後半１４分に馬場のゴールで先制されたが、ＭＦレアンドロドミンゲスを中心に反撃。同２２分に永田のゴールで同点とすると、同２８分、同じ３４分にも得点し、一気に試合をひっくり返した。

　なお、ＦＷ三浦知良（５１）も後半ロスタイムながら途中出場し、Ｊリーグの最年長出場記録を５１歳８カ月９日に更新した。

　２位松本は５位東京Ｖにホームで１－０で勝利。前半３６分にオウンゴールで得た１点を守り切った。この結果、首位に浮上した。

　３位町田は６位福岡とホームで対戦し２－１で勝利した。しかし、町田は来季のＪ１クラブライセンスを取得していないため、Ｊ１昇格の権利がなく、３位から６位のチームがまわるＪ１参入プレーオフにも進出できない。

　以下、Ｊ２上位の順位。

（１）松本　　　勝ち点７３　得失点１９

（２）大分　　　勝ち点７２　得失点２４

＝＝＝以上、自動昇格圏＝＝＝＝＝＝＝＝

（３）町田　　　勝ち点７２　得失点１６

（４）横浜ＦＣ　勝ち点７０　得失点１７

（５）東京Ｖ　　勝ち点６７　得失点１４

（６）福岡　　　勝ち点６６　得失点１５

＝＝＝以上、昇格プレーオフ圏＝＝＝＝＝

（７）大宮　　　勝ち点６５　得失点１５

　なお、下位では熊本と讃岐の２１位以下（Ｊ３降格圏）が確定。Ｊ３でＪ２クラブライセンスを持たない沼津が２位に入った場合はＪ２最下位のみが、それ以外のチームがＪ３２位に入った場合は熊本、讃岐の両チームがＪ３に自動降格する。なお、Ｊ３で優勝を決めた琉球は来季のＪ２昇格を決めている。