鹿島、完全ターンオーバーで勝った!先発11人入れ替えで暫定3位 柏は残留崖っぷち

柏-鹿島 前半、ヘディングで2点目のゴールを決める鹿島・町田(左から3人目)=三協F柏
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 「明治安田生命J1、柏2-3鹿島」(6日、三協フロンテア柏スタジアム)

 ACL決勝を控えながら、来季のACL出場権を得る3位以内を目指す鹿島と、J1残留争いのまっただ中の柏が対戦した。鹿島は10日(日本時間11日午前0時)に行われるイランでのACL決勝第2戦ペルセポリス戦を意識して、3日の同第1戦から先発を全員変更するターンオーバーでリーグ戦に臨み、守備にほころびを見せる場面もあったが勝ち切った。ACL圏内の順位も暫定3位に浮上した。

 鹿島は前半6分にFW金森が先制ゴールを奪ったが、直後の9分に柏の瀬川に決められて同点に。さらに、24分にはクリスティアーノの突破から再び瀬川に決められリードを許した。

 だが、鹿島は27分に小笠原のCKから町田がヘディングをたたき込み、2-2で前半を終えた。

 すると後半6分、カウンターから遠藤がループシュート。バーにはじかれたところを山口が詰めて、これが決勝点となった。

 柏は勝ち点を増やせず自動降格圏の17位のまま。J2でJ1クラブライセンスを持たない町田の結果に左右されるとはいえ、消化試合が1試合少ない名古屋がこの日、勝利したこともあり、苦しい残留争いが強いられる。

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