リオ世代鈴木&山中が初選出…A代表の若返り進む
日本サッカー協会は7日、国際親善試合のベネズエラ戦(16日・大分)と、年内最後となるキルギス戦(20日・豊田)に臨む日本代表23人と、11日から21日までアラブ首長国連邦(UAE)に遠征する東京五輪世代のU-21代表を同時に発表した。A代表はFW鈴木優磨(22)=鹿島、DF山中亮輔(25)=横浜M=を初選出。兼任の森保一監督(50)はA代表の、U-21代表は横内昭展コーチ(50)が代行で指揮を執る。
A代表初選出はリオ五輪世代の2人だった。屈強な体格を誇る鈴木は、今季リーグ32戦11得点と躍進を果たしたストライカー。「国旗を胸に戦うのは初めての経験となりますが、とても光栄に感じています」とコメントした。
左利きの山中は正確無比のクロスだけではなく、サイドバックながらリーグ4得点を挙げている得点力も持ち味。「日本代表として恥じないプレーを」と意気込んだ。
森保監督は2人について「鈴木は得点という結果を残し、FWとして存在感を発揮している。山中はパフォーマンスに波はあるが、特徴はスペシャルなものを持っている」と高く評価した。
A代表に占めるリオ世代は10月の8人から10人に増え、若返りが着実に進んでいることを示す結果となった。