森保監督、20日キルギス戦は「別の戦い方」…アジア杯へ予行演習
日本サッカー協会は7日、国際親善試合のベネズエラ戦(16日・大分)と、年内最後となるキルギス戦(20日・豊田)に臨む日本代表23人と、11日から21日までアラブ首長国連邦(UAE)に遠征する東京五輪世代のU-21代表を同時に発表した。A代表はFW鈴木優磨(22)=鹿島、DF山中亮輔(25)=横浜M=を初選出。兼任の森保一監督(50)はA代表の、U-21代表は横内昭展コーチ(50)が代行で指揮を執る。
2戦目のキルギス戦は森保監督就任後、初めてアジア勢との対戦となる。キルギスはFIFAランク90位で日本とは初対戦。W杯出場経験もなく、日本にとって明らかな格下相手となる。
3連勝を飾った新体制3試合と、今回の1戦目のベネズエラはいずれも中南米勢。派手に打ち合った10月のウルグアイ戦とは違い、キルギス戦は守備を固める相手に対して日本がボールを保持して攻め込む展開が予想される。
森保監督は「アジアでの戦いを想定できる試合ができれば」と、1月のアジア杯(UAE)に向けた予行演習とする考え。「アジアの戦い方とアジア以外との戦い方は別々な戦いにしないといけない。対応力が求められる」と語り、3バック導入も含めた布陣変更の可能性も示唆した。