南野拓実、前半だけでハットトリック!“庭”トップ下で大暴れ「自信になる」
「欧州リーグ・1次リーグB組、ローゼンボリ2-5ザルツブルク」(8日、ローゼンボリ)
第4節が行われ、B組でローゼンボリ(ノルウェー)戦に先発したザルツブルク(オーストリア)のFW南野拓実(23)は3得点で5-2の勝利に貢献し、後半33分に退いた。4連勝で同組首位。H組でMF長谷部誠がフル出場したアイントラハト・フランクフルト(ドイツ)はアポロン・リマソル(キプロス)を3-2で下し、4連勝で突破。昨季準優勝したDF酒井宏樹がフル出場したマルセイユ(フランス)はラツィオ(イタリア)に敗れ、敗退が決まった。
日本代表で売り出し中の南野が、鮮烈なインパクトを残した。前半だけでハットトリックと大暴れして大勝に導き「これは自信になる」と収穫を口にした。
複数のポジションをこなすが、定位置は確保していない。トップ下での起用に「先発だったので絶対にチャンスを生かしてやろうと思った」。ボールを持てば積極的に仕掛け、スペースを見つければ抜け出した。
前半6分に右足で先制。19分に左足ボレーシュートで加点し、前半終了間際にも泥くさく3点目を決めた。「攻撃は結構うまくいった」との自己評価だったが、球際の守備でも強さを発揮した。
C大阪から移籍して間もなく4年。「手応えはずっと(前から)ある。このままやっていければいい」。いよいよ本格ブレークの予感が漂う。