GK川口能活に聞く PK止めるコツは「目力で相手を威圧する」引退会見

引退会見を行うSC相模原・川口能活=相模原市役所(撮影・棚橋慶太)
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 今季限りで現役を引退するサッカー元日本代表、J3相模原のGK川口能活(43)が14日、相模原市役所で引退会見を行った。04年アジア杯準々決勝ヨルダン戦でのPK戦など、PKストップも印象的な名GKだが、会見ではPKを止めるコツについての質問も受けた。

 川口は「特にないです。目力で相手を威圧する、ぐらいですかね」とあっけらかんと答えた。その上で、「最近、キッカーの質も非常に上がっていますし。PKを止めるキーパーも増えていますので、特にコツはないですよね。相手をいかに威圧するかだと思います」と補足した。

 日本が優勝した04年アジア杯のヨルダン戦は1-1のままPK方式での決着となった。先に日本が中村俊輔、三都主アレサンドロと外し、絶体絶命のピンチに追い込まれたところで、ピッチ状況が悪いことを理由に主将の宮本恒靖が使用ゴールの変更を求め、これが主審に聞き入れられた。ここからヨルダンが4人連続で失敗。このうち川口は2本のストップで日本を救った。

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