日本代表FW杉本健勇 南野の活躍に刺激「アイツに負けないように頑張りたい」
国際親善試合ベネズエラ戦(16日、大分)、キルギス戦(20日、豊田)に臨むサッカー日本代表は14日、大分市内で冒頭15分間を除く非公開で調整を行い、右足首捻挫のFW鈴木優磨(22)=鹿島=に代わって追加招集されたFW杉本健勇(25)=C大阪=が合流し23人全員がそろった。
杉本は合流初日ながらフルメニューをこなした。所属するC大阪は10日の川崎戦翌日から3日間のオフだったが「幸いなことに動いていたから。いつ呼ばれてもいいように」と準備に怠りはない。
日本代表ではC大阪時代の同僚だったMF南野(ザルツブルク)3試合連続得点と圧倒的な存在感を放っているが、「アイツのこと考えるより自分のこと考えたい。アイツのことより自分のことを、アイツのことを考えてる余裕はない」と苦笑交じりに話した。ただ、刺激を受けていることは間違いなく、「また一緒にできるのはいいこと。アイツに負けないように頑張りたい」と意気込んだ。
9月の代表合宿は負傷で途中離脱となった。アジア杯(1月、UAE)への生き残りを懸けたラストチャンスへ「思い切ったプレーをしたい。まずチームが勝つこと。その中で結果を残したい」と決意をにじませた。