J2福岡、井原正巳監督が退任 J1昇格果たせず「すべては自分の力不足」
サッカーJ2福岡は19日、井原正巳監督の今シーズン限りでの退任を発表した。井原氏自身から、目標のJ2優勝を果たせなかった責任を理由に申し出があったと説明。井原氏はクラブを通じ「すべては自分の力不足」とのコメントを発表した。
井原氏は15年から4シーズンにわたって福岡の指揮を執り、就任初年度にはJ1昇格を成し遂げた。だが今年は目標のJ2優勝が果たせず、井原氏自身から退任の申し入れがあり、「クラブで協議した結果、本人の意思を尊重し現契約期間の満了となる今シーズンでの退任となりました」と説明している。
井原氏は「皆様からたくさんの力をいただいたにも関わらず、今シーズンの目標であったJ2優勝、J1昇格を果たせず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手は本当に頑張ってくれましたが、すべては自分の力不足だと思っています。この場を借りてお詫び申し上げます」とファンへ謝罪。
「アビスパ福岡で監督としてのキャリアをスタートさせていただいたこと、これまでのクラブの歴史の中で一番長く指揮をとらせていただいたことはわたしにとっての誇りです」と、クラブ、ファンへ感謝も述べた。