復活のオレンジ!オランダ劇弾ドローで4強 クーマン監督「われわれは成し遂げた」

 「欧州ネーションズリーグ、ドイツ2-2オランダ」(19日、ゲルゼンキルヘン)

 リーグA1組の1試合が行われ、オランダが2-2でドイツと引き分けて勝ち点7とし、準決勝進出を決めた。既に日程を終えていたフランスと勝ち点で並び、直接対決の得失点差で上回った。ドイツは同2。リーグAは12チームが4組に分かれて争い、各組1位が突破。4強の顔触れは2016年欧州選手権王者ポルトガル、オランダ、イングランド、スイスとなった。準決勝と決勝は来年6月にポルトガルで行われる予定で、組み合わせは12月に決まる。

 劇的な幕切れだった。オランダは終盤に立て続けに2点を奪い、4強入りを引き寄せた。クーマン監督は「誰も予想していなかった。みんなオランダが3位になると話していたが、われわれは成し遂げた」。W杯王者のフランスやドイツと同じ組を突破し、興奮気味にまくし立てた。

 ドイツの速攻に苦しみ、前半だけで2失点。その後も攻め込まれたが何とか耐えた。そして後半40分、相手の緩慢なプレーを見逃さずに1点を返すと、ロスタイムにはセンターバックで主将のファンダイクが豪快に蹴り込んで追い付いた。

 16年欧州選手権、今年のW杯と主要大会の出場を逃したオレンジ軍団は、一時の低迷からの復活を期す。値千金のゴールを決めたファンダイクは「素晴らしいし、チームを誇りに思う」と胸を張った。

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