元日本代表の37歳MF山瀬功治、現役続行へ J2福岡を退団「絶対に見返します」
2シーズン所属したJ2福岡を今季限りで退団することになった元日本代表のMF山瀬功治(37)が23日、自身のブログで現役続行することを報告した。「僕自身、まだまだ現役を続けるつもりなので、またレベスタで皆さんにさらに成長した姿をお見せできる様、新たな気持ちで今後も頑張っていきたいと思っています。レベスタで活躍して絶対見返します(笑)」と、来季も福岡の本拠地・レベルファイブスタジアムで躍動する姿を思い描いた。
退団については「今回チームからは年齢的な事は全く関係なく、来期のチーム編成をする上で、僕のプレーの特徴など内容的な部分を評価した結果、この様な結論に至ったと話していただきました。力不足と告げられた悔しさなど様々な思いは勿論ありますが、フロントを納得させる事が出来なかった自分の実力不足なのだと真摯に受け止め、これがプロの世界であると理解しようと思います」と心境をつづった。
それでも福岡への思いも尽きず、感謝の言葉を並べ、「2年前、なかなかチームが決まらずにいた自分を受け入れ、サッカーを続ける環境を与えてくれたアビスパ。始動前日に京都から福岡まで車を運転してきた事が昨日の事の様で、この2年間本当にあっという間でした。福岡の地でサポーターの方をはじめ、多くの人達と交流させていただく中で、本当に皆さんが僕の事を優しく受け入れて下さり、ピッチの上では本当に沢山の声援を送ってもらいましたし、プライベートでも多くの方々に本当に良くして頂きました。そんな福岡の街を、当然ながら今まで住んできた多くの土地と同じ様に僕らは大好きになり、出来るだけ長くこの地でプレー出来ればと願っていたので、今回の結果は本当に残念でなりません」と志半ばで福岡の地を去ることを残念がった。
北海道札幌市出身の山瀬は、コンサドーレ札幌でプロのキャリアをスタート。浦和、横浜M、川崎、京都と渡り歩き、2017年から福岡に所属していた。