J1清水、大腸がん死去の久米一正GMへ黙祷 清水-神戸戦

 J1清水の久米一正ゼネラルマネジャーが23日午後11時3分、大腸がんのため死去した。63歳だった。

 久米氏は1955年7月26日、静岡県浜松市出身。浜名高-中央大を経て日立製作所に入社。91年に日本サッカー協会に出向し、日本サッカーリーグ(JSL)事務局長を務めた。92年に日本プロサッカーリーグへ出向。94年、日立レイソル出向し、取締役強化本部長。2003年に入社したエスパルスで常務取締役強化育成本部長。08年に名古屋グランパスエイトでゼネラルマネージャー、代表取締役社長に(16年11月退任)。17年からエスパルスのゼネラルマネージャーを務めた。

 24日に行われた清水-神戸戦(アイスタ)の試合前には久米氏の死を悼んで30秒間の黙とうが捧げられた。

 清水の左伴繁雄社長は「今シーズン当初よりGMとして、短い期間ではありましたが、トップチームの強化を中心に持ち前のバイタリティとサッカー界随一のキャリアを持って、大車輪の活躍をされていただけに、その結果を見届けることなく逝かれてしまったことは、エスパルスを預かる立場としても、また同期としても残念でなりません。最後までチームや会社を思うばかりに、ご自身の病を伏せ、面会を断り続け、今シーズンの成果を常々望んでおりました。今後は、故人の意思を汲み、今シーズン残り2試合はもとより、強いエスパルスの復権に向けて取り組んで参る所存です。エスパルスのみならず、日本サッカー界の発展に尽力されてきたことに敬意を表し、改めまして故人のご冥福をお祈り申し上げます。久米さん、お疲れさまでした」とクラブを通じてコメントした。

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